千葉大学 博士課程教育リーディングプログラム:免疫システム調節治療学推進リーダー養成プログラム

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リーディングプログラムフォーラム2013に参加して 1期生 耳鼻咽喉科・頭頚部腫瘍学 森本 侑樹

2014年1月10・11日、大阪・ナレッジキャピタル・コングレコンベンションセンターにおいて開催された「博士課程教育リーディングプログラムフォーラム2013」に出席するとともに、学生フォーラム「ネクストビジョナリー」に参加してきました。

「ネクストビジョナリー」とは、今後直面すると予想される“大きな社会的課題”に対して、リーディングプログラムを履修する大学院生によって組織したチームが、ビジョンを設定し、現実とのギャップを埋める解決策を革新的な発想で導き出し、コンペ方式でプレゼンテーションするという企画です。

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今回は、「未知のデバイス」「Sustainability of Resource or Infrastructure」「社会的格差・対立;Health issues」「社会的格差・対立;社会・環境格差の克服」「Japan and/or Global, Now and Future」の5テーマに関して、1. 提案の独創性(originality)、2. 野心的であること(ambitiousness)、3. 提案のインパクト(impact)、4. 提案の論理性(logicality)、5. プレゼンテーションの魅力(presentation skills)、の視点から審査(1次、2次、最終審査)が行われました。

私は、現状を打破する新たな発想を求めて、敢えて他大学の学生とチームを結成することにしました。私達のチームは、東京工業大学の辻理絵子さん(電波通信)、東京大学の松平達之さん(体内物質輸送)、東京大学の福里優さん(新規医療デバイス開発)と私(臨床医学)の4名で構成し、様々な分野の人間がそれぞれの専門性を持ち寄って全方位的なアプローチで問題を解決するという意味を込めた“Total Coordinate”という概念の下、頭2文字を取って“TOCO”というチーム名にしました。

私達は、「社会的格差・対立;Health issues」のテーマに参加することを決め、2013年秋頃から、定期的に話し合いを重ねました。

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私達のチームは、高齢化社会に伴う医療費高騰問題の解決を目指し、無理なく食生活の改善を図ることが可能なシステムを基盤とするベンチャー企業設立を提案しました。具体的には、生活習慣病患者を減らすことで医療費の抑制を図るため、ユーザーに広告表示機能付きの摂取カロリー測定デバイスを24時間装着してもらい、摂取カロリーが適正範囲内ならば、ユーザーに広告収入が還元されることで、ゲーム感覚で食生活に対する意識変革を促すというビジネスモデルです。

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1月10日に行われた1次審査では、私達のコンセプトを理解してもらうことを目的としました。結果は、野心的かつ魅力的なプレゼンテーションが評価され、2次審査に勝ち進むことができました。1月11日に行われた2次審査では、私達の提案のメリットや実現可能性が,聴衆の感情に訴えられるよう『魅せ方』に拘ったプレゼンテーションに変更しました。残念ながら、私達のチームは、2次審査で敗退となってしまいました。

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コンペの結果については心残りな部分もありますが、チームのメンバーと一つの課題に関して、長期に渡り多大な時間と情熱を費やして取り組むと共に、大勢の前でプレゼンテーションを披露し、評価され、そして、悔しい思いを共有できたことを幸運に思います。

今回の経験を通して、他分野の人と協議することの意義、プレゼンテーションで自分の意見を魅せる楽しさを理解することができました。また、長期的目標に対して、その実現性を高めるために今何ができるのか、そして、何をしなければならないかと、いうことを常に考えられるようになりました。


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