千葉大学 博士課程教育リーディングプログラム:免疫システム調節治療学推進リーダー養成プログラム

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第3回千葉-ウプサラ合同ワークショップ 報告書 (2014年2月20日ー同年2月21日) : 1期生 製剤工学 劉 南

今回、私は、第3回のChiba-Uppsalaセミナーに「異なる内側表面構造をもつ有機ナノチューブへの イブプロフェンの封入検討」について発表しました。

有機ナノチューブは、親水基及び疎水基を持つ両親媒性分子が、自己集合により形成する中空繊維状の分子集合体です。したがって、異なる構造を持つ両親媒性分子を用いることで、有機ナノチューブの内側表面及び外側表面の官能基を適宜選択することが可能です。私は、細孔径及び外側表面の官能基が同じで内側表面の官能基が異なる二種類の有機ナノチューブにイブプロフェン(IBU)を封入した際の、封入有機ナノチューブからのIBUの溶出性に関する評価結果について発表しました。

具体的には、有機ナノチューブ内側表面の官能基にNH2基を有するONT-2が、ONT-1と比較して約20%多くのIBUを細孔内に封入可能であり、ONT-2からのIBU溶出が有意に抑制されたことを発表し、以下の質疑応答を行いました。

 質問1:どうやってチューブの内径と外形を測定しますか。

 答え:   透過型電子顕微鏡(TEM)画像から有機ナノチューブを250個無作為に選び、
              それらの内径、外形をImage-Jで測定しました。

 質問2:今までいくらの薬物を有機ナノチューブに封入されましたか。

 答え:  これまでに、難水溶性薬物ヒドロコルチゾン、フェニトイン及びイブプロフェンを
              有機ナノチューブに封入しました。

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