千葉大学 博士課程教育リーディングプログラム:免疫システム調節治療学推進リーダー養成プログラム

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第3回千葉-ウプサラ合同ワークショップ 報告書 (2014年2月20日ー同年2月21日) : 1期生 細胞治療内科学 北本 匠

2014年2月20日、21日に千葉大学で開催されたChiba-Uppsala Academia Joint Workshopに参加させて頂いた。

北欧最古の大学であるウプサラ大学との合同シンポジウムは、非常に刺激的な時間であった。ウプサラ大学の研究者から伺う話のうち、特に糖尿病科医であるDr.Per-Ola Carlssonのβ cell細胞の
Bioengineeringに関する研究は興味深いものであった。β細胞のin vivo再生を行う為には、Dr. Carlssonが行われているようなex vivoでβ cellを作成し、in vivoへ移植する方法とin vivo再生を促進させる方法が考えられる。私は後者に関する研究を行っており、講演の後にもいくつかご質問をさせて頂いた。また、Swedenにおける糖尿病診療、北欧で盛んな1型糖尿病に関する臨床研究についても伺う機会があった。

私自身は、10分の時間を頂き、昨年までに行ってきた臨床研究の一つを紹介させて頂いた。グルカゴンおよびミール刺激によるインスリン分泌能評価の違いを用いた2型糖尿病の病態評価及び、その治療方針決定に関するものである。Dr.Per-Ola Carlssonより患者背景の違いがもたらす影響や病態の違いが治療効果に与える影響についてなど、結果に関するいくつかのsuggestionを頂いた。この内容は同年のヨーロッパ糖尿病学会にも abstract を提出しており、その発表に向けて大変参考となった。

まだ基礎研究内容は不十分であり、今回は発表に至らなかったが、今後は基礎研究の内容での発表により、改めて先生方とdiscussionをさせて頂きたく思う。臨床医として、またこれから基礎研究にとりかかる身として、非常に貴重な機会となった。

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