千葉大学 博士課程教育リーディングプログラム:免疫システム調節治療学推進リーダー養成プログラム

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米国 ラ ホヤ 研修リポート (2014年8月24日ー同年8月31日) : 1期生 小児病態学 長澤 耕男

【研修要約】

今回の研修は8月25日・26日にLa Jolla Institute for Allergy and Immunologyで開かれた、第2回免疫記憶・ワクチン国際シンポジウムへの参加、および27?29日での協和発酵キリン、BioLegend、田辺の3社でのインターンシップという形で行われた。

シンポジウムでは、数多くの最新の研究成果についての発表を聞くことができ大変勉強になった。

各企業でのインターンシップでは、企業という大学とはまた異なった組織で研究をしている方々の話を聞くことができ新鮮であった。また、海外で研究をしている日本人の話を聞くことは、将来留学を考えている私にとってとても有意義なものであった。

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第2回 免疫記憶・ワクチン国際研究会シンポジウム

【印象的な研修内容】

私にとっても最も印象的だったのは、第2回免疫記憶・ワクチン国際研究会シンポジウムでの清野先生の講演だ。粘膜免疫を誘導するため、また簡便さや医療費抑制のために経口投与によるワクチンはポリオやロタウイルスワクチンなどすでに世界で広く実用化された例はあった。さらに保存性を高めるために、遺伝子組み換えをした米を用いるというのはとても斬新に感じた。まだ、どのような投与回数で投与すれば免疫が誘導され・維持されるのか、安全性、実際の有効性、cost-benefitといった実用化へ向けての課題は数多くあると考えられるが、今後の展開にかんしてとても興味のあるものであった。 

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【研究活動への展開について】

今回の研修では、免疫学の最先端の事だけでなくワクチンの話もあり、普段実際にワクチン接種に関わるものとしては大変興味のある内容であった。米をワクチンにするというようなアイデアはとても面白かった。このような従来にない発想に触れることは、今後の研究活動を進めていくうえで新たな発想を得るのに役立つのではないかと考えられた。

また、インターンシップにおいて実際に海外で研究している人の話を聞くことも大変有意義であった。将来海外への留学も視野に入れているが、アメリカでの研究者の仕事や生活についての話は自分の将来を考えるうえでとても参考になるものであった。

そして、モチベーションの高いリーディングの同級生と1週間という期間一緒に過ごすことができ、様々な話をすることができたのは大変大きな刺激となった。それぞれ異なった研究室に所属しており、それぞれの現在の状況も異なる。各々が、それぞれに困難を抱えながらも頑張っている話を聞くことで、私自身のモチベーションにもつながった。


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