千葉大学 博士課程教育リーディングプログラム:免疫システム調節治療学推進リーダー養成プログラム

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治療学実習[欧州研修_スイス ジュネーヴ 国際機関] (2015年8月31日ー同年9月2日) : 3期生 微生物薬品化学 庄司竜麻

【研修要約】
2015年8月31日から3日間に渡り、スイス・ジュネーヴにて開催された千葉大学スーパーグローバルプロジェクトによるWHOを始めとした国際機関視察研修に参加した。今回視察させて頂いた国際機関はWHO、UNICEF、UNOG、IFRC、ILO、UNHCRである。各機関では職員の先生方より機関の歴史や役割、具体的な仕事内容、職員の方のキャリア、国際機関で働いた際のライフスタイル等についてのお話を伺うことが出来た。

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WHO正面玄関での集合写真

例えばWHOでは、エボラへの対策、ガイドライン作成の段取り等の説明をして頂いた。初日の夜には在ジュネーヴ国際機関日本政府代表部にて国際機関に勤める日本人職員の方との交流会が、2日目の夜には本研修に参加した先生・職員の方と学生で懇親会が行われた。先生方に直接質問をする、またアドバイス頂く貴重な機会であった。この他、最終日の研修後にはRed Cross Museumのツアーに参加させて頂いた。

【印象的な研修内容】
職員の方のキャリア・志望した理由や国際機関で働くことに対する考え(必要な要素、長所・短所、モチベーション等)に関するお話が私にとって印象的であった。
下図は私が感じた国際機関で働く際の長所・短所の例である。
仕事は個人の責任が重くやりがいが感じられるが、非常に激務である。また任期が短いため常に次のポストを探す必要がある。生活については世界各地を移動するため友人・家族との付き合いが問題になることが多いようである。

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私が感じた国際機関で働く際の長所・短所の例

【研究活動への展開について】
私は現在博士課程の学生であり、将来は研究者の立場から国際的な貢献が出来る人材を目指している。本研修により将来に向けて今何をすべきかについて、いくつかの具体的な目標が定まってきた。その1つを紹介する。私は研修を通じて様々な先生に研究者が国際的貢献をする方法について質問をした。例えば国際機関の会議で専門家として意見すること、国際機関との共同プロジェクトに携わること等が挙げられたが、どの先生もまず自身の専門を極め、何が出来る人材であるかアピール出来るようになることが大切であると指摘して下さった。実際に国際的に活躍されている方の具体的な体験談を含んだお話は非常に印象深く残った。私の現在の研究テーマは肺炎球菌の病原性発揮のメカニズムに関するものだが、まずはこれまで以上に熱心に取り組み、そしてこの研究を完成させることで肺炎球菌感染症の分野に貢献出来る人材であること、更に病原性制御のメカニズム解明を例に生命科学の基礎分野について新たな概念を提唱出来る人材であることをアピールできることを目標に今後頑張りたい。


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