千葉大学 博士課程教育リーディングプログラム:免疫システム調節治療学推進リーダー養成プログラム

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米国国立衛生研究所 (NIH) 研修リポート (2015年10月4日ー同年10月11日) : 3期生 耳鼻咽喉科・頭頸部腫瘍学 中川 拓也

【研修要約】
 NIH内で行われるFrontiers in Basic Immunology への参加が主目的であった。 また、その他の空き時間で、頭頸部癌について研究している研究室と、耳鼻科の研究室にも訪問した。頭頸部癌のラボでは昼のラボミーティングで「HPV関連中咽頭癌のエピゲノム解析」という内容のプレゼンテーションをさせていただいた。
 広大な敷地に研究施設と病院があり、それぞれの研究施設も充実した設備をもち、研究に没頭する環境が整っていると感じた。Frontiers in Basic Immunologyでは、基礎免疫の詳細に加え、免疫領域にも遺伝子やエピゲノムが関与して様々な研究が行われていることがわかった。NIH N.jpg
 様々な分野が複合的に関連し、さらなる知見が得られることを体感することができた。
 また、1つの細胞から遺伝子解析を行う新しいシークエンサーを知ることもでき、研究が日々変化していく点を実感できた。
 個人的には、自分の研究について英語でのプレゼンテーションを行い、相手に詳細まで理解してもらうことの難しさを感じた。研究に対する姿勢やバックグラウンドなど、多くの異なった人々の集まりの中で、自分の研究をアピールしていくことの重要性を感じた。
 現在の研究を進め、英語のプレゼンテーション能力を磨き、今後の留学の選択肢として考えようと思える素晴らしい研修となった。コーディネートしていただいた関係者の方々に本当に感謝いたします。 

【印象的な研修内容】
 Frontiers in Basic Immunologyで様々な話題を聞くことも勉強になったが、やはり一番印象的なのは頭頸部癌のラボで研究のプレゼンテーションを行ったことである。
 事前にメールのやり取りで研究室訪問の許可を得て、日程を調整する作業も行うのは初めてで、実際にお会いすることができた時にとても安堵したのを覚えている。
 また、メールのやり取りで自分の研究テーマに興味をもって頂き、訪室時にプレゼンテーションを行う機会を頂くことができたことも非常に勉強になった。外国人のみの環境で英語のプレゼンテーションを行うことが初めてであり、質疑応答などで必要とする英語能力をもっと磨きたいと感じた。
 研究を継続し、英語力を磨き、是非今度は留学という形で再訪できればという目標となった。

【研究活動への展開について】

NIH N2.jpg

   Frontiers in Basic Immunologyでは、免疫に関する様々な研究テーマを聞くことができたが、印象的なのは様々な分野・手法が関わっていることであった。自分の研究分野であるエピゲノムが、基礎免疫の領域でこれほど研究されていることは知らなかった。研究において、他分野についても常にアンテナを張っておくことが重要と感じた。
 また、頭頸部癌の研究室ではHPV関連中咽頭癌の遺伝子解析を行っており、同じテーマを違う視点から観察した結果を知ることができた。最終ゴールは同じであり、様々な視点から研究解析を行うことが重要と改めて感じることができた。 

 

 


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